Q1 宇宙旅行とは、どのようなものですか?
A

「サブオービタル宇宙旅行」の飛行においては、急激なG(加速度)の変化により、平衡感覚の変化などが生じます。
1G(離陸)⇒4G(加速上昇)⇒0G(エンジン停止、慣性運動)⇒4~6G(リエントリー)⇒1G(着陸)

Q2 宇宙旅行に申し込んでいなくても参加できますか?
A

宇宙旅行に申し込んでいる方はもちろん、宇宙旅行を検討中の方や「宇宙旅行に行ってみたいけど、自分の身体で大丈夫だろうか?」と感じている方、宇宙旅行は料金が高い、危険だから不安などの理由から今は申し込まないけど訓練だけでも受けたい方等、一定条件をクリアすれば、どなたでも参加できます。

Q3 年齢制限はありますか?
A

はい。 10歳~70歳の方となります。
20歳未満の方は、保護者の承諾書が必要になります。
小学生は、保護者の引率が必要です。(実地/航空機への搭乗は、本人のみで可)
上記年齢であっても、下記に該当する方は、参加頂けません。(実地:パラボリックフライトへの参加制限があります)

  • 高血圧(収縮期 160mmHg以上、拡張期 95mmHg以上)の方
  • 乗り物酔いの激しい方
  • 心臓、肺、内臓等に疾患のある方
  • 妊娠中の方
  • 坐骨神経痛、ヘルニア等のある方

66歳~70歳の方は、指定検査医による第2種航空身体検査、もしくは FAA 3rd Medical Certificateか、これと同等の検査を受け、それに合格しなければなりません。
本プログラムで、これらを検査することは可能ですが、不合格となった場合は、実地(フライト)は、ご参加頂けません。

Q4 宇宙旅行者のメディカル基準(医学基準)は、ありますか?
A

いいえ。
選抜された宇宙飛行士の医学基準はありますが、一般の方々が宇宙旅行として宇宙へ行くための医学基準は、未だありません。
本プログラムでは、宇宙飛行士が国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する為の医学検査項目と基準を元に、サブオービタル宇宙旅行の飛行特考慮して、メディカルチェック項目を選定しています。今後、データを蓄積し、基準の策定をしていくことになります。
※ただし、航空機を用いたパラボリックフライトに関するメディカル基準はあります。

Q5 どのような訓練を受けられますか?
A

サブオービタル宇宙旅行用の訓練プログラムは、「ゼロGプログラム」と「+Gプログラム」の2種類があります。
それぞれ、1) メディカルチェック、2) 座学、3) 実地(訓練) の3部構成です。
※現在、「ゼロGプログラム」のみ提供中です。「+Gプログラム」は、近日提供開始予定です。
自分の身体に、どのような負荷が掛かるのかを疑似環境で体験:身体学習すること、そして、メディカルチェックで、自分の身体を知り、環境負荷および負荷環境下での身体変化を知ることが本プログラムの目的です。
(無重量環境で、宇宙酔いに似た症状が出ることがあります)
また、メディカルチェックにより、何らかの問題があることが判明した場合でも、宇宙旅行に向けて改善や管理することも可能です。

Q6 キャンセル、或いは、日程変更出来ますか?
A

はい。 キャンセル、日程変更は可能です。
但し、実施日前日から起算した日数により、キャンセル料が発生します。

キャンセル料の関して

キャンセル料が掛かった場合でも、バックアップにより、7名が確保できた場合は、次回以降の日程へお支払い分を繰り越すことが出来ます。(この場合、繰り越しのみとなり、料金の返金は致しません)

Q7 気持ち悪くなったりしますか?
A

はい。 気持ち悪くなったり、もどしたりする場合があります。
食事を控える、酔い止めの薬を飲むなど、軽減する方法があります。(座学にて、指導します)