2020.12.03
ニュース
米国コロラド州宇宙港とMOU締結
PDASあいち応援隊 本気隊士のユニケミー 濱地です。
2020年12月3日、PDASはコロラド州アダムス郡政府と、
米国コロラド州の宇宙港:コロラド・エア&スペースポート(CASP)の
利用に関するMOU (了解覚書)を締結しました。
記者会見はコロナ禍や太平洋横断的距離(?)を考慮して
Zoomで行われました。
私も日本時間で深夜2時からの記者会見にZoomで参加しましたが、
会話は全て英語(当たり前ですが)。眠い上に私が苦手な英語・・・
という訳で、PDASのプレスリリースに基づいて紹介します。
両社は、2019年4月24日に両者はLOI(予備的合意書)を結び、
双方の協力関係の構築を進めてきました。
そして今回、本格的な検討を進めるためMOUの締結に至りました。
今後は、米国での運用を目指し、CASPの協力の元、連邦航空局(FAA)からの
飛行許可の取得の上、試験飛行や実運用を行う予定です。
今後、CASPでのPDASによる非独占的な商業宇宙オペレーションの
開発に関連する課題を引き続き協議します。
■主な協議事項
1. 米国連邦航空局の商業宇宙輸送局を通じて、当社の宇宙機を飛行させるための申請手続きを開始すること
2. 米国法人を設立し、具体的に米国での実施計画を進めること
3. 計画推進に対して、相互の協力および支援を行うこと
4. 宇宙旅行を含め施設、サービス、および運用など商業宇宙輸送の市場を促進すること
■実施スケジュール
2022年12月 米国連邦航空局 (FAA)へ飛行試験の実施申請開始
2023年6月 米国法人設立
2024年12月 米国での飛行(試験)開始
近い将来、PDASの米国における宇宙旅行の発着地点だけでなく、
沖縄・下地島の宇宙港 下地島空港と米国・コロラドの宇宙港との
極超音速の二地点間飛行が実現するかもしれませんね。