2020.09.11
ニュース
宇宙港事業始動! ~宇宙に行ける島 沖縄・下地島~
PDASが目指すサブオービタル飛行(航空機のように地上から出発し、
途中からロケットのように高度100キロ程度まで上昇後、
また航空機のように地上に帰還する飛行)の実現にはロケット発射場ではなく、宇宙へ出発するための空港が必要となります。
PDASは、沖縄県が2017年に公募した「下地島空港及び周辺用地の利活用事業提案」に対し、「下地島宇宙港事業」を提案し、2020年9月10日に沖縄県と基本合意しました。
下地島空港は、日本国内でパイロット養成の訓練飛行場として開設されましたが、その後航空各社が撤退し、航空各社や官公庁が散発的に利用するにとどまっていました。
同空港は3,000m長の滑走路、高度な航空管制機能が備えるなど、宇宙港に適した高いポテンシャルを有しています。
本事業では、これらの下地島空港の特徴を活かし、宇宙飛行機の飛行試験をはじめ、
①宇宙機用 ハンガー(格納庫)を用いたテナント事業、②宇宙旅行に対応する 訓練事業、③観光事業を展開していく計画です。
また沖縄県および宮古島市をはじめとした地域の皆さまと相互に協力・連携して当該地域の発展に貢献してまいります。
そして我が国の宇宙開発拠点のみならず、多種多様な事業関係者の皆さまと共にビジネス展開の拠点として、「宇宙に行ける島 下地島」の実現と発展を目指します。
今後、有人・宇宙旅行の 実現に向けて、機体開発と並行して、
宇宙港の整備と事業展開にも取り組んでいきます。
↓プレスリリース↓
https://pdas.co.jp/documents/Press_200911.pdf