世の中で、本物の挑戦を
している人は少ない
株式会社アイシン 元取締役副会長
山内 康仁様
緒川さんはかつて当社に勤めていたが、常に前向きに新しいことを進めていく姿が印象的だった。辞めると聞いたときは残念だった。慰留したが決意は固く、緒川さんらしいと感じた。「失敗したら戻ってこい」と伝えたが、今は事業が拡大し始めており、報告を聞けることがうれしい。
宇宙へのチャレンジは難しいと誰もが言った。私もそう思ったが、緒川さんには挑戦が向いているとも思った。世の中で、本物の挑戦をしている人は少ない。しかし、緒川さんは違った。なるべくしてベンチャーになった。企業や地域も、本物の挑戦者をもっとバックアップしていかなければならない。
緒川さんのもとに、エネルギーの塊のような人が集まってきていると聞いている。組織が大きくなっても、リスクを恐れないベンチャーらしさを発揮して、成功を果たしてほしい。
これだけ、ひとつのことに自分の人生を賭けることができるのは素晴らしい。ぜひ緒川さんが飛ばす機体を見てみたいと心からそう願っています。
豪快な
笑い声で暖かく
迎えてくれた
山内様
株式会社アイシン
本社:愛知県刈谷市 設立:1965年
概要:売り高3兆9千億円を超えるトヨタ系の部品メーカー。生産品目は駆動系からエンジン周り、シャシー・ボディ関連、カーナビなど幅広く、子会社の育成にも定評がある。
『やってやれないことはない』
という姿勢を学んだ
代表取締役田立 靖雄様
取締役会長田立 修策様
緒川さんとは高校時代から同級生ではあったが、よく顔を合わせるようになったのは大学時代からだった。お互い社会人になってからも、お盆や正月に集まることもしばらく続いた。
当時営業だった私は、まだPDエアロスペースを立ち上げていない緒川さんに、営業に関するアドバイスをしていた。
その際に技術サポートを委託し、新商品の開発や伝票管理のシステム構築に協力してもらった。お客様の課題を解決するショーケースの開発に成功し、特許を取得することもできた。
その懇意もあって、緒川さんがPDエアロスペースを立ち上げた際に、スポンサーとして最初に名乗りを上げた。
最初は正直、夢物語だと思った。 しかし、現状それが形になろうとしていることに驚いている。
夢に向かって進み続ける緒川さんの信念に、『やってやれないことはない』という姿勢を学んだ。その姿を糧に、私たちも成長をしていきたい。
私たちにとって、緒川さんはとても身近な存在なので、ぜひ成功して周りにも自慢できるようになってもらいたい。
時折昔を
懐かしみながらも
今後を見据える
田立社長
新しい世代に
期待をしながら
暖かく見守る
田立会長
株式会社冷研
本社:愛知県名古屋市 設立:1986年
概要:冷蔵/冷凍ショーケースおよび什器備品等のレンタル・販売を主に、売場目線に立った販売展開支援を請け負う。現在は第二創業期として、これまでの枠に囚われない、お客様のニーズに合った商品展開をしていく。
ものができる、ものをつくる。
そのおもしろさを一番の
モチベーションに
代表取締役社長伊藤 智義様
当社は、既存のダイキャスト製品と異なり、後加工を省くことができる製造法を実現している。抜き勾配がゼロで製品をストレートに引き抜くことが可能であり、他社には真似できない。独自の技術によって自動車産業に参入し、大手自動車メーカーと共同開発を行えるようになった。
当社の技術を用いることで、お客さんにとって製品に新たな機能が備わっていたり、無駄な工程を省くことができるような開発が行えるならば、それが最良であると考えた。現在進めている“イノベーティブ・ダイキャスティング”は、お客さんのためにゼロからのものづくりを進めるもの。その試行錯誤のなかから、新しいものができる。
難しくてわからないことも、挑み続けているうちに突然わかるようになり、急激に面白くなってくる。
大手企業が出来ないと判断したようなことも、イノベーションで常識を覆す。
それがものづくりの醍醐味でもあり、そこを追い求めるのは緒川さんも同じだと考えている。
オンリーワン技術で
イノベーションへの
熱い思いを語る
伊藤様
株式会社ケーエスディー
本社:愛知県一宮市 設立:1992年
概要:抜き勾配ゼロで後加工を必要としない高精度なアルミダイカスト製品を量産。自動車部品を中心に農機具・光学機器の分野でコストと環境負荷の低減に貢献し、経済産業省の”明日の日本を支える元気なモノ作り中小企業300社”に選定された。
中小企業が生きていく上での
成功例になりたい
株式会社山一ハガネ 代表取締役
寺西 基治様
「製造業=日本」という時代はもう過去のものだと思っている。製造業がなくなったら日本が終わりだとも思っている。製造業を残していくためには、中小企業が設備投資をして自らを鼓舞し、リスクを背負って自分の強みを発揮してつながっていくことが必要であると考える。
今は大企業にぶら下がっているだけでは淘汰されてしまう時代で、既存の仕事と並行して次の一手を打つ必要がある。そのために我々は海外の企業とタッグを組んで航空機事業に参入した。一社に依存しなくてもやっていけることが本当のBCPだと思っている。
緒川社長とは共通の知人を介して知り合い、第一印象はおもしろいことをやっている人だなと思った。それは今も変わっていない。PDエアロスペースに対する期待は大きく、とにかく早く飛んでもらいたいと思っている。
当初は航空機事業への関わり方を探しており、スポンサーになることで、自分を鼓舞するためでもあった。
今後は、単なるスポンサーとしてではなく、
「ものづくり」の分野で関係をもっていきたい。
製造業の
未来を熱く語る
寺西社長
株式会社山一ハガネ
会社概要 設立:昭和23年
本社:愛知県名古屋市
トップクラスの材料供給企業でありながら、精密金型やISO17025認定企業として認められた高精度な測定技術をもつ。ウィーアーグループとの合弁企業であるウィーアーパシフィックを創設し、日本の製造業の最先端をいく。